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売上目標の立て方

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来季の売上の目標の計画の仕方です。

 

今季の決算の数値の1.1倍とか1.5倍を目標にする方法は

間違いです。

売上の目標は 金額で計画するのが正しい方法です。

 

今季 1億円の売上があったなら 現実的に可能な

1億1千万円とかにする方法と

2億円にする方法が ありますが

 

実現可能な 売上を計画するのは誤りです。

なぜか?

目標を達成すると安心感が生まれ努力を怠るから

どんなに頑張っても実現不可能な 2億円にするのが

正解です。

こんな表を作ります。

 

売上 1月目 2月目 3月目 ・・・・・目標売上高 2億円

1億円

達成率

手書で 毎月売上を書き クラフを作るのです。

毎年 売上UPの努力をします。

すると しだいに 目標達成率がUPしていきます。

目標売上が小さいとそれ以上売上が伸びることはありません。

毎年達成率が100%より

達成率を 55% 翌年は60%。。。65%と伸びていきます。

人間の能力は努力をやめた時に止まります。

しかし 夢に向って進む時は 不思議な力を発揮するものです。

利益を求める

売上は 単価 X 数量 =売上高となります。

売上UPの方法は 単価をUP させるか 数量をUP

させるかの組み合わせで決まります。

しかしながら 最終 会社として求めるのは利益ですから

仕入れより安く売ることはできません。

利益UPの方法は 業態によって異なります。

 

売上-仕入 = 粗利

仕入/売上 = 原価率

粗利/売上 = 粗利率

(1-原価率)=粗利率になります。

 

粗利率をUPさせると 同じ売上でも 利益が増えます。

当たり前の話です。。。

 

例えば 美容室のように 労働集約的な仕事の場合は

仕入は パーマ液などの 消耗品です。

原価率は低くて 13%前後です。

この場合 店舗の売上高が3千万円あって

仕入れをケチって 13%から10%に3%引き下げても

3千万円X3% =利益は90万円しか伸びません。

売上を10%伸ばせは 売上は3百万円のびます。

原価率が13%なので 300万円X(1-0.13)=2百60万円

利益がUP します。

どちらが 達成可能でしょうか?

原価を下げる方が達成できそうですが

売上を10%UPは無理でも5%ぐらい可能な売上です。

5%なら 百30万円利益がUPします。

従業員の給料は固定費ですから回転をUP

すれば可能です。

このように 利益率が高い業種は売上の拡大が

利益の拡大に直接つながります。

 

逆に 利ざやの低い商売の場合は 全く逆です。

売上 1億円で 粗利が10%なら

粗利率をわずか 1%でも上がると 利益が100万円UPします。

粗利率10%で固定すると 100万円の利益は 売上1千万円UP

に相当します。

 

結論

粗利率の高い業種は 売上のUP

粗利率の低い業種は 売上のUPより

粗利率のUPが 利益の拡大につながります。

 

粗利の低い業種が 売上拡大で 値引などするのは

自殺行為になります。

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2012年11月27日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:数字に強くなる方法

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