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B/Sのスリム化

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B-100

上の図が あなたの会社の10年後の姿とします。

 

利益や 役員報酬は 全く同じです。

右 と 左 の会社の どちらが 良い決算書で

銀行から融資が受けやすいと思いますか?

 

答えは 右側ののスリム化された会社の貸借対照表です。

 

会社を経営するなら 右のようなスリムな会社を目指してください。

どちらの会社になるかは社長の決定次第です。

もし 左のような会社ならば 少しずつ スリムな会社に変身させてください。

総資産は小さい会社の方が格付けは上

会社の資産が多い方が大きな会社です。

ボリュームの大きな会社の方が一見 良さそうに思えますが

総資産の多い会社は 資金の回転が悪く

多くの借金が必要になります。

お金の回転は 人間で言うところの血液の循環ですから

血液の循環の悪い 肥大化した中高年でいつ病気になって

倒れるかわからない状態です。

総資本経常利益率

会社の格付けで収益性を判断する指標に

総資本利益率があります。

総資本利益率 = 経常利益 /総資本 X100

総資本とは 資本と負債の合計で 総資産です。

 

分母の 総資本は 大きければ 指標は悪くなります。

固定資産を減らす

収益性を図る 総資本利益率をよくするためには

固定資産を帳簿に載せないことです。

土地を購入しない

有価証券を購入しない

ゴルフ会員権を購入しない

つまり 売上につながらない 固定資産を購入しないことが

大きなポイントになります。

 

ゴルフ会員権などが会社の帳簿にあれば

売却することです。

キャピタルゲインを目的に株式投資などを行わないことです。

無駄な固定資産は 売却してスリムな会社経営をしてください。

もし 含み損を抱えた 土地 株式 ゴルフ会員権をお持ちなら

売却すると 損失がでて 会社が赤字になって 決算書が

悪くなると心配するのでしょうが。。。

固定資産の売却は

損益計算書では 特別損失になりますので

銀行が 決算書を判断する 経常利益には

影響を与えませんので 銀行の融資担当者と

相談の上 積極的に 損失を計上しています。

あなたの会社の格付けは UPします。

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2012年12月7日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:融資対策 信用格付

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