取得条項付株式
取得条項付株式とは一定の事実が生じた事を条件に
株式を取得できることを定めた株式です。
会社側から 退職時に株を強制的に買い戻すことが
できるために 召し上げ株 と呼ばれます。
定款において 従業員が退職したら会社が
買い戻すことを定める事可能で
取得条項付株式は
会社法上 法律的な強制力があります。
従業員持株会には退職時に買い戻す規約がありますが
組合員相互の約束事でしかありませんので
買い戻しに応じない従業員に対しては
取得条項付株式にしておくと会社が強制的に買い戻す
ことができるので、保険みたいな役割を果たします。
株主全員の同意
株主全員の同意が必要ですが従業員持株会発足前ならば
種類株主はいませんので 特別議決で種類株式の発行が
可能です。
従業員持株会の発足前から従業員が株式を保有しているような
場合には ちょくせつ保有の株と従業員持株会の株の双方とも
取得条項付株式で株式の分散を食い止めなければ行けません。
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2012年11月17日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:従業員持株会