持株会の効果
従業員の持株会の設立目的は
従業員のモチベーションUPと福利厚生ですが
上場を予定されない中小企業の場合は
相続税対策のウルトラCとして利用されています。
会社側のメリット・デメリット
相続対策
会社オーナーの株を従業員持株会に譲渡することで
相続財産を減らすことができる。
中小企業投資育成会社との併用が可能
事業承継
親族外の事業承継の手段のひとつになる
グループ法人税課税の回避
株式取得の受け皿となる
金庫株の取得によるみなし配当の課税を回避することで
株主・会社・オーナーの税負担を減らす。
従業員の福利厚生
高額配当をすることで従業員の福利厚生を支援する。
デメリット
従業員持株会の設計を間違えると 株主代表者控訴など
誘発する。
○議決権割合
○事業承継の方法
○買取価格
配当を継続
業績が下がり配当できなくなると新規加入者がいなくなる。
高齢化により退職者が増加すると退会による換金が
一時期に集中する可能性がある。
従業員のメリット・デメリット
高額配当による資産運用
モチベーションUP
しかし、倒産すると すべてがなくなる
配当は保証されていないし、キャピタルゲインなどは
原則的にない。 単なる社内預金の性格
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2012年11月11日 | コメントは受け付けていません。 |
カテゴリー:従業員持株会