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家賃を年払

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緊急の決算対策方法として
家賃を一年分前払にする方法があります。

不動産の賃貸契約では通常 翌月分の家賃を当月末日までに支払うように
記載されています。 月払いの場合は 1月分の前家賃になっています。

月払いの契約書のままだと たとえ一年分の家賃を前払にしても
税務署と揉める原因を作ってしまうので
家主から一年分の家賃を前払することの承諾書をもらいます。
そうして 一年分の家賃を前払にします。
3月決算の会社の場合だと 3月末日までに4月から翌年3月までの家賃一年分を
前払すること などと承諾書を書いてもらえば良いでしょう。

税務上の取扱で 短期前払費用の特例と言うのがあります。
原則的な 経理処理ですと 期間に応じた費用は 月単位で前払費用にして
翌期に繰り越すことになるのですが 短期前払費用の特例というのは
1年間の前払費用については 期間対応による経処理をすることなく
その日払った時の損金算入を認める規定です。

 ただし この規定は 法人なら 販売費及び一般管理費 
  個人なら経費に関する規定ですので
  工場の家賃を製造原価にしている場合は短期前払費用の特例の規定は
  使えません。

 短期前払費用の特例が使える事例は
① 賃貸料
② 保険料
③ 借入金の前払利息
などです。 
 

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2012年10月7日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:節税対策

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